
AI活用・AX・DX / 現場オペレーションDX
2026/07/17

この記事のまとめ:複数の外資系クライアントの拠点で個別に作り込んでいた在庫発注業務を、MUSICOが「エンジン1つ+顧客はデータ(マスタ)で足す」形に標準化した現場DX事例です。発注手段はアダプタ方式で切り替え、二重発注も自動で防止。パイロット拠点で在庫入力から発注確定までの一気通貫を実証し、設定だけで新しい拠点・顧客を増やせる基盤をつくりました。
在庫の把握から発注データの作成、実際の発注までを、顧客・拠点ごとに個別のツールで作り込んでいました。手作業への依存が残り、保管場所や仕入先、再発注ルールといった顧客固有の設定がプログラムに直接書き込まれていたため、新しい顧客を増やすたびに開発が必要という拡張性の限界がありました。
「エンジンは1つ、顧客はデータで足す(コード改変ゼロ)」を設計原則に、発注ロジックを共通化しました。商品・仕入先・届け先・運用ポリシーの4つのマスタで顧客固有の条件をデータとして管理し、購入の最終確定は人が行う安全装置を全顧客で踏襲しています。
現場を運営する会社だからこそ、発注の実務を知ったうえで「作り込み」から「標準化」へと再設計できました。1つのエンジンを磨き込み、顧客はデータで足していく——横展開に強いDXの形です。
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